大学を卒業して新卒で企業に入社をしたのはいいけれど、
「今の仕事は本当に自分に合っているのか？」、
「社風が合わない」、
「入社前のイメージと違った」、
「もっと自分には違う可能性があるのではないか？」と様々な疑問を持つ方は少なくはないでしょう。
社会人になってから１～３年目の方を「第二新卒者」と言います。
実際、この時期の転職希望者は年々増加しているといえます。
この第二新卒者は、ビジネスマナーをすでに身に着けており、
入社意欲や社風になじむ順応力、吸収力が平均的に高いことから、
企業側としても、第二新卒者を積極的に採用する動きがあるところは、全体の４割強と、なかなか転職したい人にとっては良い状況にあるといえます。
しかし、
ただ、転職をしたい！
それだけの気持ちではなかなか内定をつかむことは難しいでしょう。
世の中には同じ気概の方がたくさん居るのです。
資格を持っていることを求めない求人は、全体の７７％です。
この数字だけを見ると、資格がなくても安心してしまいそうですが、
そこで少しでも転職を有利に運ぶ、おすすめの資格を見ていきたいと思います。
１．自動車免許
営業職であればお客様のもとへ向かう際、建築業などであれば現場へ出向く際など、これは今や必須の資格と言えます。
２．建築士
資格不問の求人が７７％と先述しましたが、職務経験を必要とする求人は８５％、ということは資格も職務経験も不問の求人は全体の１５％に過ぎません。とくに建築士は、施設の設計および工事監理を行うことができる資格であり、難易度もかなり高く、資格を持っていることで他の人より有利に立つことができるでしょう。
３．日商簿記検定
事務関連の職種に持っていると有利なのが日商簿記検定。会社経営には欠かせない、経理関連書類などの読み取り、財務の基本知識が身につくので即戦力になりやすく、営業、管理部門に必要な知識として評価する企業が増えています。1級を合格した人は、さらに税理士試験の受験資格が得られるため、公認会計士試験や税理士試験などの上位試験にチャレンジすることもできます。
４．宅地建物取引士
不動産関連の仕事に就きたい場合は持っていると大変役立つ資格です。建物や土地の売買、契約をする際に必要な資格で、各事務所に５人中１人はこの宅地建物取引主任者を設置しなくてはならないと定められているため、資格を持っている方は優遇される場合があります。試験の合格率は１５％ほどと厳しく見えますが、学生や外国籍の方も受験できることから、比較的受けやすい、おすすめの資格と言えます。
５．TOEIC
今や、企業のグローバル化は必須事項。難易度に差はあれ、日常的に英語を使った業務というものは発生してくるでしょう。こちらの資格はスコア形式のものとなりますが、企業としては６００点位以上を求めるところが多いようです。スコアを取るための参考書等で勉強、というよりは、より実用的に日常に即した英語のレベルアップを図ればスコアが上がります。
６．実用英語検定
こちらは学生の頃から比較的なじみのある四角なのではないでしょうか。上記のTOEICが普及しているとはいえ、英検の１級はTOEICの９００点以上より重視する企業もあるようです。２級・準１級・１級の順に需要があるようです。まずは２級から取得を目指してはいかがでしょうか。
以上が、
新卒の方や、第二新卒の方におすすめできる、主な就職や転職の際に使えるおすすめ資格になります。
しかし、
どんなに資格を持っていても、転職には年齢制限があることをお忘れなく…。
年齢があがればあがるほど、あなたの市場価値はどんどん下がっていきます。
そこを補う資格・実務経験ではあるのですが…。
いずれにせよ、１０年後、２０年後の自分の生活形態を思い描いてみて、今よりもっと良くなっていたい！と現状打破を願い出世をする人は、常に早めを心がけて動いています。市場価値が高い第二新卒の今が、あなたにとって、現状と向き合い、チャレンジをする良い時期なのかもしれません。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
この記事が何かあなたを役に立てれば幸いです。
では、また^^
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