こんにちは、池谷です。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
・ジャネーの法則とは?
・社会人になってから時間の流れが早い原因
・時間の流れが早いと思ってしまう問題の本質とは
・時間の流れが早まった20代が本当に時間を使うべきこと
・まとめ
ジャネーの法則とは?
社会人になってから時間の流れが早い!!!
この感覚に対して、名前をつけたのが、19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネだったわけです。
多分もうこれは昔から同じ感覚なんですね。
50歳の人間にとっての10年間は、5歳の人間にとっての1年間に当たり、
5歳の人間の1日が、50歳の人間の10日に当たることになる。
50歳の10年間 = 5歳の1年間
50歳の10日間 = 5歳の1日
ってことになります。
社会人なり、歳を取ってきた私たちが、だんだん時間の流れが早くなってきたな・・・
と感じるのはあたりまえのことだったんです。
当たり前のことだったんですが、
調べてみると、この「社会人生活」がさらに、拍車をかけていることがわかりました・・・・
では、
社会人になってから、時間の流れが早く感じてしまう原因を、
脳科学的な知見から解説していきたいと思います。
社会人になってから時間の流れが早い原因
社会人になってから、時間の流れが早いわ〜、、、って言ってるあなたも、
新入社員として、初めて会社に入り働き出した4月の一ヶ月間って、もう死ぬほど長くなかったですか??
毎日毎日、なぞの研修を受けさせられて、
電話の取り方とか、お辞儀の角度とか、社会人としてのマナーとか、
どうでも良すぎる会社の歴史とかを延々聞かされましたよね。
上司に、だからゆとりはダメなんだ!!!!
とか言われないように、常に気を張って一日を過ごしていたのではないでしょうか??
あのときの時間が経つのが、めっちゃ遅くなかったですか?
早くこの眠い研修が終わって、フツーに仕事させてくれないかな・・・
さっさと一人前になって、可もなく不可もなく仕事がこなせるようになりたいな〜
私は研修中の4月はそんなことをひたすら考えてましたよ(苦笑)
まあ、そんなことを考えていても、
やっぱ新しい環境、新しい人間関係、新しい場所、新しい通勤経路、馴染みのないスーツやらなんやらで、
新入社員の4月は、すげー疲れた記憶があります。
で、
なんであんなにも新人研修の時間の流れが遅く、さらに疲れていたかっていうと、
「慣れない環境でいちいち頭を使わなければならなかったから」なんですね。
実はこの「慣れない環境でいちいち頭を使わなければならなかった」ということが、
体感時間のスピードに大きく関係しているのです。
例えば、
「慣れない環境でいちいち頭を使わなければならなかった新人研修の時間」
というのは、食べ物で言うところの油物です。
「慣れない環境でいちいち頭を使わなければならなかった新人研修の時間」
=
油物
油っぽいものは消化されにくいですよね。
飲み会で、唐揚げとか手羽先とか、串揚げを食べまくった次の日は、胃もたれが確実にやばいと思います。。。
油まみれなんで。。。
油物は、腸において、
数種類の消化酵素を頑張って、使い分けて、やっと消化されます。
実は、脳においても、
時間の感覚を制御する機関は一つではなく、数種類の領域が処理を行っています。
だから、
全く新しい体験である、新人研修の時間とか社会人になりたての4月中の時間ってのは、
自分の脳にとって、油物のように処理をするのが大変なんです。
だからこそ、
体感時間のスピードが遅くなるわけですよ。
だから、
単一の消化酵素で分解できる、おかゆとか、バナナとかに比べて、
油物は消化するまでに時間がかかるわけです。
逆に、
おかゆとかバナナは、
なぜ消化されやすいかというと、単一の消化酵素で分解できるからです。
時間も同じ。
脳にとっても、すでに経験済みの出来事ってのは、
処理しやすいんですよ。
だからこそ、
毎日、授業に行って、バイトに行って、ビール飲んで、友達と遊んでを繰り返していた、
大学の時間は、過ぎ去っていくのがとても早かったのではないでしょうか?
社会人も同じです。
毎日毎日、同じ通勤経路、同じ色のスーツ、同じオフィス、同じような仕事、
同じようなことしか言わない上司と過ごすことを、繰り返すことによって、どんどん時間は早くなっていきます。
多分、ベルトコンベアに流れたきたものをひたすらに組み立てて、
また次のものを組み立ててって仕事をしている人は、さぞかし時間の流れが早いことでしょう・・・
つまり、
人間は経験値が高くなればなるほど、時間の流れを早く感じてしまうようになるのです。
時間の流れが早いと思ってしまう問題の本質とは
このままじゃ、ソッコー30代になって、おっさんになってしまう・・・・
ザ・ワールド使いてー!!!
と嘆く友人もいましたが、一概に、
人間は経験値が高くなればなるほど、時間の流れを早く感じてしまうようになる。
ってことが悪いって言うこともできないんです。
なぜなら、
私たちは、「経験値」を高めることで、日々消費するエネルギーを最小限にできているからです。
たとえば、
マンガのNARUTOでも、主人公ナルトは一番初め、
螺旋丸を作るのに5分くらいかかっていましたよね(笑)
いや、その間に殺られるだろっていう・・・
それくらい集中してチャクラを練っていた。
でも、ストーリー終盤くらいになると、ナルトはものの5秒くらいで螺旋丸を作り上げていた。
それくらい、「経験値」が高まった。
もっと具体的に言うと、
螺旋丸を作るのに、「慣れた」と言えます。
私もこのブログを書き始めたの頃は、
700文字を書くのに1時間くらいかかっていましたが、今なら1時間あれば3000文字くらいの記事を余裕で書けるようになっています。
しかも、
当時よりもクオリティーが数倍高い3000文字の記事が書けるようになっています。
なぜここまでこれたかっていうと、
いくつもの「慣れ」を越えてきたからです。
まずは700文字を書くことに慣れ、
次は1500文字を書くことに慣れた。
その次は、読者が必要として情報をリサーチすることに慣れ、
次は、より文章を面白くする工夫をすることに慣れた・・・・
って感じで、どんどん自分のステージを上げていったわけです。
筋トレでも同じです。
まずは40kgのベンチプレスを1回しか持ち上げられなかったけど、
毎日ジムに行って、40kgを持ち上げ続けることで、10回こなせるようになるわけですよ。
次は、50kgに挑戦・・・60kgに挑戦・・・って感じなんです。
今では40kgなんてクソ余裕です。
で、ここで社会人になってから、時間の流れが早いと思ってしまう問題の本質を、
語っていきたいと思うのですが、、、
大学の友人たちと久々に集まって、鳥貴族で、焼き鳥とビールを飲みながら、過去の話をしている時に
「社会人になってから、時間の流れが早くね!????」
と、言う人が必ずいますよね。
だって、あと東京オリンピックまで、3年だよ!!!!
もう30歳手前になっちゃよ!!
もういい歳こいたおっさんになっちまうよ!とか言ってるわけです。
そういう彼らは、確実に何もしてない。。。
いや、厳密には何もしていないわけではなく、
彼らは毎日仕事しかしていないわけです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これが、社会人になってから、時間の流れが早いと思ってしまう問題の本質です。
確かに、仕事は大変ですよ。
女の先輩は無駄にプライド高くてめんどくさいし、たまにすげー機嫌悪いし、
疲れて帰りたいのに、上司との飲み会に行かなければならなかったり、
でもって、それで睡眠不足がさらに悪化して、翌日の仕事がすげー眠かったり、
眠いが故に、レッドブルとか買っちゃって、余計な出費が増えたりするわけです。
その大変さは、私も社会人なんで、身にしみて理解できます。
しかし!!!!!!
お前ら、それで人生楽しいのか???
と。
さらに言うなら、お前の人生はサラリーマン止まりか?
と。
小学校、中学校、高校、大学、サラリーマン。
確かに、私たちは小学校低学年の頃から、
サラリーマンをまっしぐらに目指して、勉強し、テストを受け、夏休みを過ごし、
マラソン大会をやり、受験を受け、ここまできました。
でもって、現在では晴れてサラリーマンをやっている。
おめでとうございます。
でも、人生そこで終わりだと思わないでください。
次のステージがありますよ。
サラリーマンに次は何になるのか?
次はどのステージに立ちたいのか??
それはあなた次第です。
あなたが決めることなんです。
時間の流れが早まった20代が本当に時間を使うべきこと
小学校の先生、保険の先生、高校の部活の顧問、大学の教授、
全員サラリーマン止まりの人生を選択した人たちです。
私たちは、そんな大人たちから、教育を受けてきたのだから、
「俺の人生もサラリーマン止まりだな」と、無意識のうちに考えてしまうのもしょうがない。
でも、
実際には、サラリーマンの先がある。
全ては、選択です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今の議題で言うなら、
・サラリーマンのまま人生を終えるのか?
又は、
・サラリーマンの先に行くのか?
それは、ただの選択だってこと。
サラリーマンのまま人生を終えることを選択するのならば、
毎日、朝6時に起きて、顔を洗って、チャコールグレーのスーツに着替え、
朝食にパンを焼き、クソどうでもいいニュースしかやらない、めざましテレビを流しながら、
コーヒーを飲んで、スマホをいじってから、駅に行く。
いつもと同じ、満員電車に乗って、いつもと同じオフィスで仕事をして、
クソ上司に、だからゆとりは!!!!って怒られる日々。
月曜日:またきやがった
火曜日:まだ火曜か
水曜日:まだ水曜か
木曜日:今日終われば今週も終わったも同然
金曜日:ちょっとめんどくさい用事が朝から晩まである日
この繰り返しを、約40年間のほぼ無限ループをこなす。
この生活のどこに希望があるのでしょうか??
この際なので、はっきり言いますが、
この生活には絶望しかない。
この絶望感の中、約40年もの無限ループをこなすモチベーションがあるならいいです。
尊敬します。
私にはありません。
だから、さっさと次のステージに行く。
実は、戦国時代のサラリーマン(武士)には、
現城主に支えながらも、「絶対俺も、一国の城主になる」つまり、下克上をしてやる!!って気概があったのです。
つまり、サラリーマンのその先に行く!って視点があった。
そりゃ、人生楽しいでしょ!
現城主の体制をどこから突き崩していこうかな〜〜とか、
おれが城主になったら、どうしようかな〜〜〜とか、
城主になるまでの道のりを日々描きながら仕事するわけです。
楽しいに決まってる。
だって、その想像の数だけ、可能性があるから。
打って変わって、私たちサラリーマンはどうでしょう?
上司から小馬鹿したような態度を日々取られ、
昇進するのは、仕事ができるやつではなく、上司に対するアピールがうまい人間だったりと、
散々、理不尽を飲まされる生活。
そこに可能性はあるのか?
ない。
可能性はただ一つしかない。
その先、自分が上司になったとしても、その上司から圧力をかけられ、
部下の失態の責任を問われ、休日にも会社から電話がかかってくる未来がやってくるだけ。
マジでそれが嫌だったら、サラリーマンの次のステージを目指して今から行動を始めてください。
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時間の流れが早まった20代が本当に時間を使うべきこと。
それは、自分の目の前にある可能性を拡大していくことです。
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サラリーマンのその先へ行くためには必須です。
サラリーマンで貯めたお金を使って、専門学校に入り、そこで実力を磨くって手もあると思います。
とにかく、
時間の流れが早まった20代が本当に時間を使うべきことは、
だらだらyoutubeで兄者弟者のゲーム実況を見ることでもなく、
缶コーヒーを飲みながら、スマホ片手にモンストやらパズドラやらをやりこむことでもないし、
instagramで友達からたくさんいいねがもらえる投稿をすることでもない。
私たち20代のサラリーマンがすべきなのは、
自分の目の前にある可能性を拡大していくことです。
いまから何かを頑張って初めても、すぐに結果はでないと思います。
だからこそ、
焦らず、今日も着実に1mmでもいいから、前に進んでいきましょう。
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