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転職で、失敗しないコツは、情報収集の仕方です。
転職の場合、会社の情報を仕入れる手段として、企業のホームページがあると思います。しかし、そこで得られる情報は表面的なものでしかありません。そこから会社の本当の実態なんてつかめません。
だから、注目すべきは投資家向けの情報です。
会社に出資してくれている投資家に対して、表面的でウソの情報を流すわけにはいきませんので、そこにはその会社の本音や、内情が書かれています。
注目すべきは、投資家向けの情報だ!!といっても、
それをどこで見つけたらいいか、どのように読み解けばいいか、よくわからないと思います。
私もそうでした。。。
だから、今回はその辺について書いていこうと思います。
まず、手に入れるべき資料は、決算報告書と年次報告書(アニュアルレポート)です。できれば、これら二つを過去5年分手に入れてください。上場企業ならばIR情報を公式サイトで公開しているはずです。ホームページの「投資家のみなさまへ」または「株主のみなさまへ」のボタンがあると思います。 そこにあるはずです。
その二つを手に入れ、使っていきましょう。どのように使うかというと、まずは初めに記載されている「社長メッセージ」を読んでください。企業によっては、「株主のみなさまへ」というタイトルかもしれません。そこには、経営環境と、一年間の概況、財務的な問題、今後の課題など、多くの本音が書かれています。この部分を読むだけでも結構見えてくるものがあるはずです。
これらの情報を使わない手はないですよね。書かれている問題、課題を社長になったつもりで解決策を考えてみてください。
例えば、その会社の売り上げが落ちている場合、なぜ売り上げが落ちているのかを考えていきましょう。
そして、その会社の販売している商品のなかで一番有名なものをがあると思います。メインプロダクトという感じでしょうか。単純に考えるならば、売り上げが落ちている理由は、メインプロダクトの売り上げが落ちているからだと仮定しましょう。
では、どうしてそのメインプロダクトの売り上げが落ちているのでしょうか?メインプロダクトの売り上げが落ちている理由を様々な視点から考察しましょう。
例えば、ターゲッティングとブランディングの視点から、メインプロダクトを観察します。
ターゲッティングとは、その商品が誰をターゲットにして作られたかです。
どんな商品でもターゲッティングはされています。それを自分なりに読み解いてみてください。その商品が「誰のため」「何のため」に作られたのかを想像します。すると、その商品を使っている人が見えてくるはずです。それは、どんな人でしょうか?性別は?職業は?何に興味を持ったひとですか?どんな悩みを抱えた人ですか?
それらが具体的に見えてこないのならば、また、見えたとしてもそんな人、今の時代にいないよ。。。と思ったならば、そのメインプロダクトの弱点は、ターゲッティングにあるといえるのかもしれません。
そのターゲッティングの改善案を自分で考えて提示する。=解決策です。
次にブランディングです。ブランディングとは、その商品を買うことで得られる価値はなにか?ということです。
カメラならば、高画質、軽量、ズーム幅が大きい、小さい、といった機能的価値が多く付いているのは、今の時代当たり前です。
だから、機能から生み出される価値はブランディングとは関係ありません。
ブランディングとは、顧客の心理に影響を及ぼす価値です。簡単な例だったら、芸能人の◯◯さんが使っていますよ。とか、この水は富士山の湧き水を使っていますよ。っていうものです。自分が大好きな芸能人が実際に使っている商品ならば買おう!!ってなる人はかなりいます。また、その辺の井戸から汲み上げた水よりも、富士山の湧き水を使っていると書いてある水の方が、なんか美味しそうな気がしますよね。実際に、水の味をわかる人はそんなに多くないと思いますが。。。
そのように、顧客心理に影響を与える価値=心理的価値がブランディングです。
もしもメインプロダクトにブランディングが足りていないならば、そのメインプロダクトのブランド力を向上させる案を考えましょう。それが、解決策です。
重要なのは自分で解決策を考えることです。様々な事例を観察して、使える部分はないか探してみてください!
話を戻します。
決算報告書の後半には、P/L=損益計算書があります。その売上高と主な利益(売上総利益、営業利益、経常利益・・・)をチェックします。これも過去5年分をチェックしてください。特に重要なのは、営業利益と経常利益の二つです。営業利益とは、売上高から経費を差し引いた額、つまり本業で得た利益です。経常利益とは、営業利益に配当や、利息など本業以外の収支を加減した額です。
それらをチェックした理由は、次の資料を入手するとわかります。
その資料とは、附属明細書です。これは、ネット上にはありせんので、直接取り寄せるしかありません。もしかしたら、人生の半分以上を過ごすことになる会社です。きついかもしれませんが、IR担当者に電話をかけて取り寄せるしかありません。投資家を装って企業研究に役立てるためといえば、送ってくれます。 笑
送ってくれないのならば、おそらく外部に知られたくない数字が並んで知るのかもしれません。。。
附属明細書において、
注目すべきは、仕入原価と製造原価をあわせた「売上原価」と
人件費や交際費、広告費、販売促進費などが含まれる「販売費及び一般管理費」の二つです。
その二つをチェックすれば、その企業がどこにいくら投資したのか、つまり、その企業が何を重視しているのかがわかります。
そのお金の流れがわかれば、いろいろなアイディアが生まれるはずです。
しかし、一社のみでなかなか見えてこない部分もありますので、同業他社の附属明細書も取り寄せてみてください。じっくり眺めれば、その企業ごとに重点的に投資しているポイントがわかるはずです!
ぜひ複数社取り寄せて、比較対照してみてください。面接で「他者は◯◯ですが、御社はどうですか?」って質問できます。
そこで得た情報を友達にシェアするのもいいでしょう。転職はチーム戦ですから。
さて、今回お伝えした情報収集方法はすこし面倒かもしれませんが、サクッとやっちゃいましょう!思い詰めて、立ち止まってばかりじゃ前に進みませんから。
そのように、一回一回立ち止まってしまう心の壁のようなものをマインドブロックといいます。
今回、あなたは転職という自分で未来を切り開く決断をした。だから、マインドブロックをどんどん軽快に飛び越えていきましょう!
コツは、自分の感情を無視することです!
というわけで、がんばりましょう!!
では、またまた!
この電子書籍の特徴は、
僕が実践した転職活動の詳細を網羅しているということです。
実際に僕はこの転職ノウハウで年収200万円アップし、ほとんどストレスのない職場を手に入れることができました。
内容的にも、まさに、かゆい部分に手が届くようになっています。例えば、
「あなたの強みは何ですか?」
2次面接でよくされる質問の一つです。答えられますか?
面接官がこの質問で聞きたいのは、あなたの現職における「強み」ではないんですよ。
現在、あなたが持ち合わせている経験やスキルで、
うちの会社にどのように貢献しようと考えているのか?が聞きたいのです。
今、転職活動中であれば、ここはすぐに直せると思うので修正しましょう。
電子書籍ではこういった「意外と誰も教えてくれないけど、自分の人生を左右する大事なこと」にスポットを当てました。
ちなみにこの電子書籍を無料だからと言って、あなどらないでください。
この転職ノウハウを手に入れた人は、どんどん結果を出しています。
中には、長年の夢だったという外資系コンサル企業から内定を取った人もいます。
つまり、電子書籍で語られているのは、自分の人生を自分でコントロールする方法なのです。
年収、働く場所、働き方を自分でコントロールするための話です。
僕はその辺で売っているレベルの本を作ろう、と言う気持ちでこれを作ったのではありません。
「あなたの人生を変えるほどの威力がある武器」
あなたの人生に意味のあるもの=実践すれば本当に、誰でも、素晴らしい結果が手に入るものを作ると言う気持ちで作りました。
それくらい魂がこもっています。
デザインから何から、こだわりを持って作りました。
東京の青山で売っても恥ずかしくないものを作るんだ!という気概で作ったのです。
メールに登録してくれた人限定で、電子書籍「自分の人生を生きるための転職戦略」を“無料”でプレゼントします。
最後に一つ補足ですが、もちろん登録したら何かをしつこく販売したりはしませんし、いつでも解除できますのでご安心ください。
メールではなかなかサイトには書けない僕のプライベートな話もしていますので、そちらもお楽しみに。