女性男性関係なく私たちはいつでも厳しい環境で仕事をしています。
しかし、
逃げ出すことができないのも事実です。
一度、その場から離れてしまうと、二度と復帰できないこともあります。
しかし、
仕事を辞めたいと思った時には、1つの方法があります。
それは結婚というイベントです。
この時は、大きな人生の節目です。
この時ほど、会社や仕事を辞めることができる雰囲気が高まることはありません。
しかし、
最近の女性の人は、これを機に辞めていく人が少なくなっているのではないかと思います。
結婚しても、しばらく働くことは当然なのですが、
出産後も育児休暇を経て、復職する人も少なくありません。
ここまで来ると、結婚ということを「逃げ」の理由にして、
辞めたいと思う女性も段々と減ってきているのではないかと思います。
それは、女性の方々の就業意識の変化にあると考えられます。
昔は、女性の就職は結婚するまでと受け止められていました。
今でも一部の人は、そのように考えているかもしれません。
しかし、
女性の活躍できる場面が増えてきたこともあり、
今では結婚や出産は単なる1ステージに過ぎないという感覚が、
生まれてきているような気がしてならないのです。
それゆえ、結婚という逃げという意識が生まれてしまうのです。
一方で女性の活躍の場が増えてきたことは､大変いいことでもあります。
少し前ならば、大変珍しいのが、女性のタクシードライバーやトラックの運転手です。
これも平気な雰囲気で、男顔負け仕事をバリバリとこなしているのだから、すごいと思います。
それだけで、人の良し悪しを決めるわけには行かないのですが、
今ではこのように、真剣に仕事のあり方を模索している女性社員が増えています。
彼女らは仕事のプロとしての自覚は男性社員も顔負けかもしれません。
そのような女性社員は、社内でも抜擢されて、管理職として活躍しているのです。
彼女らからすれば、結婚はステップアップの1つでしかないと捉えている人も結構います。
ましてや、出産でも1年の育児休暇後は、職場に復帰して今まで以上に活躍しています。
子育ての仕事の両立を見事に実践されているのです。
最近の社会人は男女問わず、共通していることがあります。
それは仕事観と言っても差し支えはないと思われます。
それは、冒頭でも述べたように、就職観が変わってきたということです。
仕事をすることは、「生活のため」という基本的な目的があります。
しかし、それだけではありません。
「自分の存在価値を高めるため」ということもあるのです。
これは自分がどれだけ社会に貢献できているか、
それで「働き甲斐」を感じているかということです。
就業意識が変ってきたというよりは、
意識のレベルが高まってきた言う方が正確かもしれません。
自分の存在価値を見出す時には、今までは「収入」や「稼ぎ」ということが目標でした。
しかし、
それが今では「自己の夢を実現させるこ」が仕事への意識となっているのです。
特に人のため、社会のためという面が強ければ強いほど、
やり甲斐や働き甲斐を強く感じてくるようになってきます。
女性社員であれば、その考えはある意味、男性より客観的に受け止めているのかもしれません。
したがって、
「結婚しているから。」とか「もうすぐ出産。」などと言っている人の方が就業意識は決して高くありません。
最近は、色々な職場で経験を積んだ人がとても良く重宝がられるのです。
これも1つさの作戦だと思うことがまだあります。
現在の企業の中で、一番活躍できている人は、必ずしも優秀な人とは限りません。
むしろ、コツコツとした努力のおかげで、どんなに大きな仕事が巻き込んできても、真面目に取り組めるのが、女性社員なのです。
だからこそ、現代の女性の中には「結婚で会社を辞める」という逃げが通用しなくなってはいるのかもしれません。
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